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【野球】広島・平岡敬人“縦振り”で球威アップ 1軍登板へ「ゾーンで勝負」

 3年目を迎えた広島・平岡敬人投手(24)が初の1軍登板を目指している。大卒入団も過去2年間は1軍登板なし。今季はストライクゾーンでの勝負を心掛け、自慢の直球で相手をねじ伏せる。

 コロナ禍で実戦マウンドから遠ざかる中でも、自身の課題と向き合いながら直球に磨きをかけてきた。

 元々、上体が突っ込む癖があり、腕が横振りになっていたことを畝3軍投手コーチから指摘された。肘を上げるようにアドバイスされ、球威が増した。「肘が下がって斜めに振っている時は(球を)たたける感じがしなかった」が、縦振りを意識したことで指にしっかりと球がかかるようになったからだ。

 直球の最速は152キロ。186センチの長身から投げ下ろす力強い球が持ち味だ。直球をより生かすため、直球と同じ軌道で最後に微妙に変化するカットボールの習得にも取り組んでいる。安定感を求め、ブルペンではビデオで投球フォームを比較したり、最新機器「ラプソード」を使って球の軌道や回転数を確認するなど念入りなチェックも行う。

 ストライクゾーンで勝負することも心掛けている。甘いコースにいけば痛打を浴びる危険もあるが、球に力があれば、空振りを奪ったり打ち損じさせたりすることができる。「ゾーンで勝負するためにも、とにかく強い球を投げたい」と力を込めた。

 昨季は、春季キャンプで1軍メンバーに選ばれたものの、その後脱落。2軍では31試合に登板したが、1勝1敗、防御率4・67と精彩を欠き、1軍に上がることができなかった。同期入団の山口と遠藤は年下ながら1軍で初勝利も挙げており、危機感を募らせる。「自分も早く上に呼んでもらえるレベルになりたい」。まずは2軍でしっかりと結果を残し、1軍昇格の足掛かりをつかむ。(デイリースポーツ・赤尾慶太)

 ◆平岡敬人(ひらおか・たかと)1995年8月6日生まれ。兵庫県出身。右投げ右打ち。投手。186センチ。95キロ。背番号68。今季の年俸500万円(推定)。育英高から中部学院大を経て2017年度ドラフト6位で広島入り。長身から投げ下ろされる直球が武器。女優ののんは小中学校が同じで2学年上。

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