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【サッカー】乾、長友、久保も…森保監督は感心「気持ちが伝わってきます」

 世界中に広がっている新型コロナウイルスの影響を、スポーツ界は深く受けている。開幕1節のみで中断となったJリーグはもちろん、プロ野球も開幕を延期している。その他のプロスポーツだけではなく、学生スポーツの大会なども軒並み中止となっている。一斉休校要請など、日常生活を大きく変えてしまうような困難の中で、スポーツというのは本当に平穏な日常生活があってこそ楽しめるものだと痛感する。

 そんな中、サッカー界では3月11日からある取り組みを始めている。日本サッカー協会の公式ホームページ内で「Sports assist you~いま、スポーツにできること~」という動画配信がスタート。部活動や、クラブチームでの活動を自粛し、自宅から自由に出ることができないサッカー少年・少女に向け、主に海外クラブに所属している選手たちが、多種多様なコンテンツを配信している。

 技術に優れるMF乾貴士(エイバル)は、室内でもできるリフティングメニューを「宿題」として配信。その他、MF柴崎岳(デポルティボ)、FW原口元気(ハノーバー)らも手軽に挑戦できるトレーニングメニューを投稿している。スペイン国内で距離的に近いFW岡崎慎司(ウエスカ)、MF香川真司(サラゴサ)は「ダブルシンジ」と称して2人組での練習メニューを紹介。一方で、サッカー経験者以外にも参考になるのが、DF長友佑都(ガラタサライ)やMF長谷部誠(Eフランクフルト)、柴崎らの手洗い、うがいの啓発動画だろう。乾だけではなく、トイレットペーパーを華麗にリフティングするMF久保建英(マジョルカ)の動画など、サッカー選手としてのすごさが見られる一方で、幅広い人が楽しむことができる。

 選手たちのこうした取り組みについて、日本代表の森保一監督は「選手たちはサポーターや社会に向け、社会貢献をしたいという気持ちがすごく伝わっていいなと思います。自分たちが、いろんな人に応援してもらっているということを選手たちは分かっている」と語る。指揮官自身からの動画発信については「いやー。(選手に比べると)あまり技術が・・・」と苦笑いしながらも「社会で働いている人たち、在宅勤務で仕事も思うようにいかなくてストレスを抱えている方々、たくさんいると思う。ストレス解消になるストレッチとか、そういうことをできればなと思います。ちょっと考えていきたい」と話した。

 生活のさまざまな部分に制限がかかり、息苦しさ、ストレスを感じるのは、子供も大人も同じだろう。この難局を乗り越え、スポーツを見る、楽しむといった日常生活が早く戻ってくることを祈りたい。(デイリースポーツ・松落大樹)

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