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【芸能】EXIT兼近の言葉 イベント中止続出のコロナ禍で心に響く「今できることを」

 エンターテインメントの世界にも、新型コロナウイルス感染拡大の影響が直撃している。舞台や公演のみならず、新商品の発売イベントや各種キャンペーンの記者発表なども軒並み中止。取材に出向く機会は激減した。自分の手帳を確認してみると、2月は前半の14日間で16本のイベント現場を取材していたが、3月は同期間でわずか3本のみ。当然のようにあった1日で2本、3本の現場をハシゴすることも、ほぼなくなった。貴重となってしまった3月のイベント取材で、印象に残る場面があった。

 3日に行われた住宅・不動産情報サイトの報道陣向けの発表イベント。トークショーに出演したお笑いコンビ・EXITの兼近大樹(28)の言葉が心に響いた。

 チャラ男キャラと突拍子もないトークでブレークしているEXIT。その日も持ち味を存分に発揮して笑いを何度も誘い、共演したSHELLY(35)からも「よくテレビに出られたよねえ」とツッコまれていた。

 印象的だったのは、トークショー後の囲み取材。新型コロナウイルスの仕事への影響を尋ねられた際の答えだ。兼近は「めちゃんこ(仕事は)なくなってますよ」と明かしつつ「でも、一番きちー(キツい)のは、オレらを呼んでくれたところなんですよ。会社とかイベントをやろうとしている人たちに、きちー思いをさせてるんで。オレらが『金がなくなる』とか『きちーっ』と言うのは違うなって。こっち側は常に明るく、今のオレらに提供できることをバシバシやっていこうかなと思っています」と、周囲を思いやった。

 実は根が真面目という性格も知られているEXIT。売れっ子となった理由の一端が、プロ意識に裏打ちされた受け答えから見えた気がしたが、コロナ禍に揺れる状況だからこそ「今、自分にできることをやっていく」という姿勢の大切さをあらためて感じさせられた。

 公演やイベントの休止が続けば、エンターテインメント業界へのダメージは計り知れない。業界に携わる人々の生活も経済的に危ぶまれる事態になりかねない。一般客も含めた多人数が集まるものはまだ難しいとしても「今、できること」は何か。衛生面に十分配慮したうえで、まずは無観客や関係者向けなど、リスクの低いイベントからでも再開の筋道をつけられる方策が、早く見つかることを願ってやまない。(デイリースポーツ・藤田昌央)

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