【スポーツ】新日本NJC4強決定!柴田、ファレ…春の王者の大本命は?

 新日本プロレスの春の王者を決めるシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の準決勝進出者が柴田勝頼、バッドラック・ファレ、EVIL、石井智宏の4人に決まった。全員この大会で優勝経験がない新鮮な顔ぶれとなったが、誰が初優勝を飾るのか。そして、IWGPヘビー級王座、同インターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座のいずれかへの挑戦を選択できる権利が与えられる優勝者はどの王座に挑むのか、興味は尽きない。

 19日の静岡・アクトシティ浜松大会で行われる準決勝では柴田と石井、ファレとEVILが対戦する。誰が優勝してもおかしくないと思える4人だが、、この中から最有力候補を挙げるとすれば、最近の戦いが充実している柴田勝頼だろうか。

 一匹狼ながら、鈴木みのる率いる鈴木軍との抗争で見せた闘志あふれるファイトは見事。鈴木軍の介入によって王座を失ったものの、6日の大会でザック・セイバーJr.の挑戦を受けたブリティッシュヘビー級選手権試合で見せた激しくテクニカルな攻防や、12日の今大会1回戦で実力者の鈴木みのるを激闘の末に下した試合は見るものをうならせる内容だった。

 この大会の優勝者にはIWGPヘビー級王座、同インターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座のいずれかへの挑戦を選択できる権利が与えられる。元々、優勝者はIWGPヘビー級王座に挑戦していたが、14年の10回大会からは同王座と同インターコンチネンタル王座への挑戦が選択できるようになり、同大会で優勝した中邑真輔は自身の代名詞と言えるインターコンチネンタル王座への挑戦を選択。翌15年の11回大会からは挑戦を選択できる王座にNEVER無差別級王座も加ったが、同年優勝の飯伏幸太、その翌年の16年に優勝した内藤哲也はいずれもIWGPヘビー級王座へ挑戦した。

 現在のIWGPヘビー級王者はオカダ・カズチカ。同インターコンチネンタル王者は内藤。NEVER無差別級王者は後藤洋央紀だ。柴田、石井、ファレ、EVILの誰が優勝して、どの王者に挑戦しても興味深いカードになるのは間違いない。決勝戦は20日に新潟・アオーレ長岡で行われる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

オピニオンD最新ニュース

もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス