バスケ女子 大けがから復活の本橋は涙「すごく長い長い旅だった」

 銀メダルを獲得した女子バスケット日本代表(撮影・堀内翔)
第3クォーター ブロックする本橋菜子=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・バスケットボール女子・決勝、日本75-90米国」(8日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本は、世界ランキング1位で6連覇中の米国に敗れて、銀メダルとなった。予選から快進撃を続けていた日本だったが、絶対女王に屈した。

 試合後の選手たちは充実した表情で一様に笑顔を見せた。それでもPG本橋は試合後のインタビューでは、「本当にここまですごく長い長い旅だったので。でもこうやってメダルを取ることができて本当にうれしいです」と涙を見せた。

 本橋は昨年11月に右膝十字じん帯を損傷し、手術。一時は五輪出場が危ぶまれたが、間に合わせた。「本当にたくさんの方に支えてもらって、このオリンピックの舞台に立つことができたので、本当にその人たちへの感謝の気持ちと、ここまで苦しい道のりだったんですけど、まあ頑張ってきた自分にも最後思い切り全部出し切れたらいいなと思ってやりました」としみじと振り返った。

 今大会では日本女子バスケットの歴史を次々と塗り替えてきた。「ここから日本の歴史がまたどんどん変わっていくと思うので、これからも頑張っていきたい」と意欲をみせた。

 今後については、「東京五輪を目標にずっとやってきたので、その先のことはまだ考えてないので、とりあえずゆっくり休んで…休みたいです」と笑った。

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