形で金の喜友名「今後、空手がオリンピックに戻ってくると思う」沖縄県には勇気

空手 会見 空手男子形で金メダルの喜友名諒(代表撮影)2021年8月7日=東京都内の選手団会見場で
空手 会見 空手男子形で金メダルの喜友名諒(代表撮影)2021年8月7日=東京都内の選手団会見場で
空手 会見 空手男子形で金メダルの喜友名諒(代表撮影)2021年8月7日=東京都内の選手団会見場で
3枚

 東京五輪新種目、空手の男子形で圧勝し、沖縄出身初の金メダリストとなった喜友名(きゆな)諒(31)=劉衛流龍鳳会=が7日、都内で一夜明け会見に臨んだ。

 「まわりのたくさんの支えがあったからこその感謝。そしてこういう状況でも選手としてオリンピックの舞台に立てた。感謝の気持ちでいっぱい。応援している人に気持ちが伝わったらうれしい」と、目力を全開にした。

 空手は3年後のパリ五輪で実施競技から外れたが、初代王者として空手の普及へまだまだ拳に力を込める。「今年は世界選手権がある。そこで団体、個人形の優勝に集中して取りにいく。(10連覇のかかる)全日本選手権も優勝を狙っていく」と、意気込んだ。

 五輪競技復帰も信じている。「どの大会よりも世界中から注目される場所。参加してみて素晴らしい場所と感じた。素晴らしい空手家が素晴らしいアピールをできた。今後、空手がオリンピックに戻ってくると思う」と語った。五輪が終わり、休みの間にやってみたいことを問われると、「トレーニングです」と即答した。

 師匠で世界選手権3連覇の“生きる伝説”佐久本嗣男氏(73)には10年以上、師事し、空手道のすべてを教わった。佐久本氏に金メダルを最初に渡し、何よりの恩返しができた。「おめでとう、形は満点だった」と言ってもらい、「一番うれしかった」と、感無量だった。

 沖縄に初の金メダルを持ち帰る。「沖縄伝統の空手が世界に広がった。世界に空手家がこんなにいると世界に伝わった。空手の歴史を一つ刻んだ。自分の空手を通して金メダルで沖縄の方々を勇気付けられたらうれしい」と、かみしめた。

2021-08-08
2021-08-07
2021-08-06
2021-08-05
2021-08-04
2021-08-03
2021-08-02
2021-08-01
2021-07-31
2021-07-30
2021-07-29
2021-07-28
2021-07-27
2021-07-26
2021-07-25
2021-07-24
2021-07-23
2021-07-22
2021-07-21

関連ニュース

東京五輪最新ニュース

もっとみる

    東京五輪 写真ハイライト

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス