野中生萌が銀、野口啓代は銅 スポーツクライミング・6日
3種目の複合で争うスポーツクライミングの女子決勝で、野中生萌(XFLAG)が銀メダル、野口啓代(TEAM au)が銅メダルを獲得した。
スピード、ボルダリング、リードの順に臨み、各種目の順位を掛け算したポイントの少ない選手が上位となる。野中はそれぞれ3、3、5位の45点、野口は4、4、4位の64点。ガルンブレト(スロベニア)が5、1、1位の5点で金メダルを獲得した。
スピードでミロスワフ(ポーランド)が6秒84の世界新記録を樹立した。
野中生萌の話 最終的に(野口)啓代ちゃんとメダルが取れて本当にうれしく思う。ちょっとまだ本当に取った感じがしない。じっくり味わいたい。諦めずに、全て乗り越えてきてよかったなと本当に思う。
野口啓代の話 最後まで諦めずに登れたので良かった。やはりこの五輪で、どうしてもメダルを取りたい気持ちでずっと頑張ってきた。金メダルには届かなかったが、すごく良かったと思う。いいクライミングをお見せしたかったが、ただ何か、今はそれ以上にうれしい気持ちの方が大きい。(野中と)一緒に長く頑張ってきた。一緒に表彰台に乗れてうれしい。