「東京五輪・卓球女子団体・決勝、日本－中国」（５日、東京体育館）

　第２試合シングルスに日本のエース伊藤美誠が出場し、シングルスの準決勝で敗れたソン・エイサに８－１１、５－１１、１１－３、３－１１で敗れ、０勝２敗で日本は後がなくなった。第３試合のシングルスには平野美宇が出場する。

　第１ゲームは一時、リードも奪ったが、終盤に突き放され、８－１１で落とした。

　第２ゲーム。１－１から、伊藤が強打でたたみかけるが、ことごとく返されポイントを失った。中盤、伊藤はタイムアウトをとり流れを変えようとしたが、レシーブミス、相手のレシーブエースなどで得点を重ねられてしまい、そのまま落とした。

　第３ゲームは序盤は０－１から５連続ポイントで伊藤がリード。台からはるか後方に下げられてから、カットを挟んで強打を返す場面もあり、１ゲームを取り返した。

　第４ゲームは序盤からリードを許した。３－７から、台のふちにボールが当たってイレギュラーに変化するエッジボールで失点。ここから続けて失点し、マッチポイントをしのぎきれなかった。

　第１試合のダブルスは、石川佳純、平野美宇の“かすみう”ペアが出場しワン・マンユ、チェン・ムンのペアと対戦。第１ゲームをとったものの、第２ゲームで差をつけられ、第３、第４ゲームも競り合った末に落として敗れた。