リオ銀リレー侍 6大会連続の決勝進出 山県「チーム一丸でベストレースしたい」

 山県亮太がバトンを桐生祥秀に渡す(撮影・堀内翔)
記念撮影中に後方にいる外国人選手を前に通す(左から)多田修平、山県亮太、1人置いて桐生祥秀、小池祐貴=国立競技場(撮影・堀内翔)
 予選を終えた(左から)多田修平、山県亮太、桐生祥秀、小池祐貴(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・陸上男子400mリレー・予選」(5日、国立競技場)

 多田修平(住友電工)、山県亮太(セイコー)、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)の日本は1組4レーンに登場し、38秒16でこの組3位に入り、6大会連続の決勝進出を果たした。

 レース後、多田は「自分のレーンだけを見て走ることに集中してしていた」と話した。山県は「どうなるかなというのがあったけど、1本走って楽になりました。バトン(の受け渡し)は安全バトンでした。決勝ではチーム一丸となってベストレースをしたい」意気込めば、桐生は「初めて走るので、雰囲気もまだ分からない状態だったが、1本走れたのは大きかった」と話した。アンカーの小池は「(3走の)桐生のことだけ見ていたので落ち着いていた。ある程度、自分の走りはできたと思う」と振り返った。

 第1走者の多田は好スタートから、第2走者の山県にバトンを渡す。第3走者の桐生に渡り、2番目でバトンを受けたアンカーの小池がイギリスに抜かれたものの、フランスの追い込みをかわして3位に入った。

 日本は2008年北京五輪、2016年リオ五輪で銀メダル。同種目で2大会連続3度目のメダルを目指す。

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