クライミング楢崎智亜が2位で決勝進出「かなり緊張」5日決勝「金メダル目指す」

男子複合予選 ボルダリングの第2課題に挑む楢崎智亜=青海アーバンスポーツパーク
男子複合予選 ボルダリングで第2課題を完登した楢崎智亜=青海アーバンスポーツパーク
男子複合予選 ボルダリングで第3課題に挑む楢崎智亜=青海アーバンスポーツパーク
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 「東京五輪・スポーツクライミング男子複合・予選」(3日、青海アーバンスポーツパーク)

 男子の予選が行われ日本の楢崎智亜(25)=TEAM au=と原田海(22)=日新火災=が出場。楢崎が2位で8人で行う5日の決勝進出を果たした。原田は予選敗退となった。

 19年世界選手権複合金メダリストの楢崎は最初の種目のスピードで2位、続くボルダリングでも2位に付けた。3種目目のリードでは14位だったが、合計56・00ポイントで2位に入った。

 「実はかなり緊張していて、スピードの時はキツかった、何とか2位通過できて良かったです」と中継局のインタビューで初の五輪の舞台を振り返った。5日の決勝に向けて「金メダルを目指してがんばりますので応援宜しくお願いします」と誓った。

 スポーツクライミングは3種目で行われ、その順位を掛け算してポイント化。数値が少ない選手がより上の順位となる。

 3種目は以下の通り。

 ▽スピード 高さ15メートルの壁に設置された隣り合う同一ルートを1対1で上り、タイムを競う。

 ▽ボルダリング 高さ5メートル以下の壁に設定されたボルダー(課題)に挑む。順位は完登ボルダー数で決め、同数の場合はゾーン獲得数、トライ数で決める。

 ▽リード 高さ12メートル以上の壁に1人ずつ挑み、到達高度で競う。

 ◆楢崎智亜(ならさき・ともあ) 1996年6月22日、栃木県出身。幼稚園で器械体操を始め、10歳でクライミングを始めた。2014年、宇都宮北高3年でW杯初出場。高校卒業後の15年にプロクライマーになり、2年目で世界選手権優勝。スピード競技では「Tomoya skip」という技を編み出した。海外ではその身体能力から「ninja」の異名をとる。170センチ、60キロ。

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