卓球女子団体4強 かすみう快勝!平野「石川さん声掛けで自信持てた」

 台湾戦の第1試合に勝利し、笑顔の石川佳純(左)、平野美宇組
 第3試合のシングルスでサーブを放つ平野美宇
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 「東京五輪・卓球女子団体・準々決勝、日本3-0台湾」(2日、東京体育館)

 女子団体の準々決勝で、2大会連続メダルの日本が台湾に3-0で勝ち、準決勝に進んだ。ダブルスで石川佳純(28)=全農、平野美宇(21)=日本生命=組が鄭先知、陳思羽組を3-0で下し、シングルスは伊藤美誠(20)=スターツ=が鄭怡静を3-0で退け、平野が陳思羽に3-1で勝った。3日に香港と対戦する。男子団体の1回戦は前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本(水谷隼、丹羽孝希、張本智和)がオーストラリアを3-0で下した。3日の準々決勝でスウェーデンと対戦する。

 圧倒的な強さで日本女子が4強へ駒を進めた。「ヤマ場」(石川)、「大事な試合」(平野)と位置づけていたこの準々決勝。“完全試合”こそ逃したが、難敵台湾を相手に3-0とストレート勝ちし3大会連続のメダル獲得に王手をかけた。

 第1試合のダブルスでは石川、平野組が3-0で快勝。第1ゲームは6-6から連続得点で突き放し、一気に流れをたぐり寄せた。「石川さんに声を掛けていただいて、自信を持って試合をすることができた」と平野。石川も「声を出して、勇気も出して、出足から2人でできた」と大きくうなずいた。

 第2試合のエース対決は伊藤が登場。「お互い知った仲」で難しさはあったというが、勝負どころでサーブが光り3-0でストレート勝ち。「相手に(流れを)持っていかれそうでも、自分から自分のペースに持っていけた」と手応え十分だった。

 第3試合の平野が、この団体戦で初めて第2ゲームを失ったが「戦術というより、気持ちを少し変えた。落ち着いてプレーすることを心がけた」。その後はまるで別人のように強打が走り、11-4、11-4と圧倒。3-1で試合を決めた。

 3日の準決勝では、決勝進出を懸けて香港と対戦する。「しっかり準備して、全力で、みんなで楽しんで、思い切って相手に向かっていきたい」と石川。「チームワークはすごくいい。それぞれがすごくいいプレー、充実したプレーができている」(石川)という絶好調の3人娘が、悲願の金メダルへと突き進む。

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