ゴルフ女子の畑岡奈紗（２２）が２日、埼玉県川越市の霞ケ関ＣＣで記者会見に臨み、「五輪はプロになる前からの夢だった。やっとこの舞台に立つことができてすごくうれしい」と本番を前に高ぶる胸の内を語った。第１ラウンドは４日にスタートする。

　前日は男子の最終ラウンドをユニホーム姿で見学した。４位だった松山英樹の奮闘を目の当たりにし「最後までメダルを目指してやっている姿にすごく勇気づけられた」と感激した様子。他競技の活躍も刺激になり「ゴルフからメダルを取れるようにしたいという気持ちが高まってきている」と意欲的に話した。

　松山からは女子に「男子でメダルを取れなかったので頑張ってほしい」と激励があったそうで、畑岡の１学年下の稲見萌寧は「うれしかった。持っているものを全て引き出し、上位にいけたら一番いい」と話した。