40歳・寺内健 10位で準決勝進出 リオ失敗の演技で「リベンジできた」

 「東京五輪・男子板飛び込み・予選」(2日、東京アクアティクスセンター)

 男子板飛び込みの予選で、6度目の五輪出場となる40歳の寺内健(ミキハウス)が430・20点で10位となり、上位18人による準決勝に進んだ。シンクロ板飛びを制した19歳の王宗源(中国)が531・30点のトップで通過した。

 2回目。寺内は前回のリオデジャネイロ五輪と同じ前逆宙返り技に挑んだ。この技で大失敗して落選した苦い記憶を振り払い、今回は73・50点の高得点をマーク。40歳のダイバーは「リベンジができたかな。メダルからは離されているが、すごく自分らしく飛べた」と充実感を漂わせた。

 この5年間で演技の高難度化は進んだが、寺内の演技構成はリオ五輪当時と同じ。「低い難易度で完璧な演技を選んだのは自分」。指先にまで神経を使う「えび型」の美しさを追求し続けた。

 3日の準決勝で、2008年北京五輪以来の決勝進出を狙う。「高さや板との距離感を詰めていければ、あと20~30点上がる」と、自分を奮い立たせて正念場に挑む。

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