8強入りバスケ女子、23得点の林「思い切って打とうと」3P19発快勝!
「東京五輪・バスケットボール女子・1次リーグ、日本102-83ナイジェリア」(2日、さいたまスーパーアリーナ)
世界ランク10位の日本女子は、同17位のナイジェリアに19点差で勝利した。日本は1次リーグ2勝1敗で8強入りが決定。4日の準々決勝進出を決めた。
1Q 30-22
2Q 21-16
3Q 33-19
4Q 18-26
序盤から、日本の武器である3点シュートがさく裂した。終わってみれば、SG林が7本(64%)、PF宮沢が5本(63%)、PG本橋が2本(40%)を成功。計19本が決まり、成功率は全体で見ても49%と高い数値を残した。
トム・ホーバスHCは「よく決まっていいバスケができた」と高評価。高さでは日本が平均約10センチ劣るため、かねて3点シュートの決定率40%以上を目安として掲げてきた。試合後も、日本が勝つには「このスタイルしかない」とあらためて断言。23得点の林は「今日は良かったかなって思います。思い切って打とうと思っていた」とにっこり振り返った。
準々決勝の組み合わせは2日夜に決定予定。ホーバスHCは準々決勝以降の戦いでも「これくらい(シュートが)入ればいいバスケットができる。相手は関係ない」といい「うちのバスケットができれば自信があります。楽しみ」。林は「まだみんなとプレーしたい気持ちが強いので。40分間みんなで戦って、キツいときには自分のスリーポイントでいい流れを持ってこられたら」と意気込んだ。19得点の宮沢も「どこが来ても自分たちのバスケをやれば勝てる。40分間最初から最後まで、それぞれの役割をしっかりやれれば」と話した。