太田雄貴氏「特定の選手への誹謗中傷が鳴り止まない」と明かす「どうかおやめください」
国際フェンシング連盟副会長の太田雄貴氏が1日、自身のツイッターで、フェンシング代表の特定の選手に向けた誹謗中傷が続いている状況であると明かし、このような行為をやめるよう呼びかけている。
太田氏は男子フルーレ団体の準決勝で敗れた後に、自身のアカウント(@yuking1125)で応援に対しての感謝と「現在、特定の選手への誹謗中傷が鳴り止まない状況です。3位決定戦を控えている中、悲しい状況です」(午後4時46分の投稿から引用)と報告した。
続けて午後4時46分の別の投稿で「選手、コーチ、スタッフは、今日に至るまで、血の滲むような思いで競技と向き合ってきました」とした上で、誹謗中傷について「笑って看過出来るものではありません」と断言。さらに、同時刻の別の投稿で「どうかお願いです。こんな時こそ、温かい言葉や、メッセージをかけてあげて下さい。ネガティブな感情を選手にぶつけるのはどうかおやめください」と呼びかけた。
今大会は五輪開催への経緯を巡ってのものや、採点への海外からの不満など、様々な中傷に、アスリートがさらされていることが問題視されている。体操の橋本大輝や村上茉愛、卓球の水谷隼、サーフィンの五十嵐カノアら多くの選手が公に言及している。