松山英樹 パット不調でメダルするり「ショットで取らないといけないのは分かっていた」

 プレーオフでパッティングが決まらず悔しがる松山英樹(撮影・堀内翔)
最終ラウンド、18番でバーディーパット外した松山英樹=霞ケ関CC
優勝したザンダー・シャウフェレ(右)と健闘をたたえ合う松山英樹=霞ケ関CC
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 「東京五輪・ゴルフ男子・最終日」(1日、霞ケ関CC=パー71)

 通算15アンダーで3位に並んだ7人による、銅メダルを懸けたプレーオフに臨んだ松山英樹(29)=LEXUS=だったが、1ホール目の18番パー4でパーセーブできず、メダル獲得はならなかった。

 ティーショットはフェアウエーを捉えたが、第2打がグリーンとバンカーの間の深いラフにつかまった。第3打をピンに寄せられず、パーパットも決められなかった。

 5バーディー、3ボギーの69だった正規の18ホールから惜しいバーディーパットがいくつもあった。プレーオフでもいつもの勝負強さを発揮できず、「まあ悔しいですね。(パットが悪かったのは)ある程度、想定しながら、ショットで取らないといけないのは分かっていた」と振り返った。

 「11、12番(の連続バーディー)でいけると思ったが、なかなかうまくいかない。14番でリーダーボードを見た時、(2位が)17(アンダー)で上がっていたので、それ以上いかないとと思っていた。上がり三つ取れればと思ったが、思うようにいかなかった」と悔しさをにじませた。

 単独首位から出たザンダー・シャウフェレ(米国)が66で回り、通算18アンダーでトップを維持し、金メダルを獲得。銀メダルは1打差の17アンダーまで伸ばしたロリー・サバティーニ(スロバキア)。3位タイの7人によるプレーオフを勝ち残ったハン・セイソウ(台湾)が銅メダルを手にした。

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