PK戦のキッカーは立候補 思いを重視の森保監督「選手たちの勇気は本当に素晴らしい」

 PK戦でキックを決める4人目の吉田
 延長前半、指示を出す森保監督
 延長前半、ゴールを狙う上田(左)
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 「東京五輪・サッカー男子・準々決勝、日本0(PK4-2)0ニュージーランド」(31日、カシマスタジアム)

 日本が0-0で突入したPK戦で勝利し、2大会ぶりとなる準決勝進出を決めた。PK戦では1番手のFW上田からDF板倉、DF中山、DF吉田と4人全員が決めて決着をつけたが、このキッカーは“立候補”で募った。

 森保監督は試合後、PK戦のキッカーについて、「試合の終わりごろに、私というか、スタッフで見て、順番を決めるということも少し考えていましたが、やはり選手たちの疲労度等々、PKのキッカーとしての思いもあると思いましたので、挙手で自信を持って蹴れる選手。自分が決めてやるという思いを持って、キッカーとして、立候補してくれる選手たちの思いを大切にしました」と説明した。

 「恐らく5人だけじゃなくて、もっとたくさん(希望者は)いたと思いますが、選手たちが自分で勇気を持って、キッカーとして名乗りを上げてくれた。その自分が決めて勝ちきるという思いがPK戦の勝利に繋がったと思っています。選手たちの勇気は本当に素晴らしいなと思います」とたたえた。

 2番手を務めた板倉は「決められる自信があったので。蹴りたいといいました」と明かし、「自分のキックに自信を持ってということだけを考えていました。入って良かったです」と振り返った。相手GKを先に飛ばしてからシュートを転がすという技巧的なPKで「なるべく落ち着いて行けるようにと自分に言い聞かせて、最後まで相手をしっかり見て蹴れたことは良かったです」と語った。

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