松山英樹「負けないように準備したい」因縁のシャウフェレと再び最終決戦
「東京五輪・ゴルフ男子・第3日」(31日、霞ケ関CC=パー71)
2打差3位で出た松山英樹(29)=LEXUS=は5バーディー、1ボギーの67と4つ伸ばし、単独首位のザンダー・シャウフェレ(米国)と1打差の2位で勝負の最終日を迎える。
第3ラウンドに続き、最終決戦でも同じ最終組で回るシャウフェレとは因縁がある。松山が初制覇した今年4月のマスターズで、最後の最後まで優勝を争った相手がシャウフェレだった。
五輪というメジャーと並ぶ大舞台で雪辱に燃える、相手の強い思いは覚悟している。「マスターズの時は3日目、4日目と一緒に回って僕が勝ったんですけど、たぶん明日は(シャウフェレが)絶対勝つという気持ちで来ると思う。それに負けないように自分もしっかりと準備して、気持ちでも負けないように頑張りたい」と逆転での連破を狙う。
「オリンピックの場合は3位までに入ると銅メダルといううれしいことが待っている。メジャーだと優勝しか評価されない。明日はどういうモチベーションでやっているか分からないが、金メダルを目指してやれたらいい」。マスターズ王者は自国開催の祭典での頂点に意欲を見せた。