五輪柔道「金鷲旗」がトレンド入り 阿部詩と素根輝が直接対決した伝説の決勝
「東京五輪・柔道混合団体」(31日、日本武道館)
ツイッターのトレンドワードには「金鷲旗」がランキング入り。女子の金メダルコンビ、阿部詩(52キロ級)と素根輝(78キロ超級)が決勝で直接対決した「伝説の一戦」2017年の金鷲旗高校柔道大会女子決勝、南筑(福岡)対夙川学院(兵庫)が振り返られた。
同試合では、夙川の先鋒・阿部が南筑の先鋒から副将まで4人抜き。しかし、南筑の大将・素根は、快進撃を続ける阿部から小外刈りで技ありを奪うとそのまま横四方固めで押さえ込み、合わせ技一本で勝利した。
素根はそこから夙川の大将まで5人抜き。奇跡の大逆転勝利で初優勝した。
YouTubeの全柔連の公式チャンネルでは、2人で解説する番組もあり、阿部が「(抑え込まれて)苦しくてフガフガ言っていたら、輝がおなかを上げて隙間をつくってくれた」という秘話も公開している。