日本がドイツに逆転勝ちで準決勝進出!阿部詩、大野まさかの連敗で冷や汗 柔道混合団体
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「東京五輪・柔道混合団体戦・準々決勝」(31日、日本武道館)
日本はドイツに大逆転勝ち。準決勝に駒を進めた。
厳しい戦いだった。先陣の女子57キロ以下では、52キロ級金メダリストの阿部詩が登場し、指導3つを取られて反則負けを喫した。階級の重い57キロ級のテレザ・シュトールに苦戦。ビデオ判定の末に3つ目の反則を取られ、先手を許した。
続く73キロ級金メダリストの大野将平は同級のイゴール・バントケに残り20秒で技ありを取られ、まさかの敗戦。連敗で追い込まれた。
だが、ここから70キロ級金メダリストの新井千鶴は同級のスコッチ・マロに一本勝ち。男子90キロ級の向翔一郎も同級のトリッペルに技ありでポイントを奪ってタイに持ち込んだ。
ここから78キロ級金メダリスト素根輝が同級のグラボフスキに勝ち、リードを奪うと、最後は100キロ級金メダリストのウルフが、100キロ超級フレイに延長の末に勝った。
金メダル最有力候補がまさかの苦戦も、層の厚さを見せつけた。