先陣の阿部詩 階級上のドイツ選手に指導3つで反則負け 大野将平もまさかの敗戦
3枚
「東京五輪・柔道混合団体・準々決勝」(31日、日本武道館)
日本はドイツと対戦。先陣の女子57キロ以下では、52キロ級金メダリストの阿部詩(21)=日体大=が登場し、指導3つを取られて反則負けを喫した。
階級の重い57キロ級のテレザ・シュトールに苦戦。ビデオ判定の末に3つ目の反則を取られ、先手を許した。続く大野将平もまさかの敗戦。連敗で追い込まれた。
今大会新種目の混合団体は、男女3人ずつ6人のチーム戦で、男子73キロ級、90キロ級、90キロ超級、女子57キロ級、70キロ級、70キロ超級で戦う。
初戦のドイツ戦は、男子が大野将平(旭化成)、向翔一郎(ALSOK)、ウルフ、女子は阿部詩、新井千鶴(三井住友海上)、素根輝(パーク24)というメンバーで臨む。
厳しい戦いとなったが、新井から4選手が奮起し、4連勝。冷や汗の逆転勝ちだった。