3度目五輪のDF吉田 8強に「自分の仕事があるのはここから」ソフト上野らから触発
「東京五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本4-0フランス」(28日、日産スタジアム)
日本が強豪フランスを4-0と圧倒。3戦全勝で堂々の1位で1時リーグを突破した。今大会参加チームで唯一の3戦全勝で、日本にとって五輪史上初の快挙となった。チームの守備の要、かつチームを引き締める立場でもある3度目の五輪出場のDF吉田麻也は「人的に自分の仕事があるのはここからだと思っている」と気を引き締め治した。
日本はMF久保が3試合連続ゴールとなる先制弾を決めた。さらにDF酒井が追加点を奪い、前半を2-0で折り返した。後半は25分には三好のゴールで突き放した。終了間際には前田がダメ押し弾を決めた。
吉田はフジテレビで放送された中継内のインタビューで「自分たちの目標はもっと高いところにあります」と、1次リーグ突破は通過点であることに触れ、「個人的に自分の仕事があるのはここからだと思っているので、チームをいい方向に引っ張っていきたいと思っています」と語った。
五輪ならではな点として、他競技と並行しての試合が進んでいくことがある。3度目の五輪を「一番いい大会にしたい」と語る吉田は「他の競技からいろんな刺激を受けていて、ソフトボールの上野選手だったり、野球の試合だったり、昼見ましたけど、僕も負けてられないなと思っています」と触発されていた。
日本は準々決勝でニュージーランドと対戦する。