大橋悠依が笑顔満開の2冠「先生の喜ぶ顔が見られて、それが一番うれしい」

 金メダルを手に笑顔を見せる大橋悠依(撮影・高部洋祐)
 平井伯昌コーチ(右)と共にスタンドに手を振る大橋悠依(撮影・高部洋祐)
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 「東京五輪・競泳女子200m個人メドレー・決勝」(27日、東京アクアティクスセンター)

 400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依(イトマン東進)が、2個目の金メダルを獲得した。

 一つ目のうれし涙はなく、表彰式でも笑顔のまま。大橋は「競泳スタッフの方に2回目だから楽しんでおいでと言われ、景色を見て楽しみました。不思議な感覚がしました。実感はまだないですが、先生が喜ぶ顔がみれてそれが一番うれしい」と、平井コーチに感謝した。

 日本競泳陣にも勢いをつけ「ここから自分のレースで流れをかえられたらいいな。刺激になれば」とうなずいた。

 決勝では持ち味の大きな泳ぎを発揮。競り合う展開で後半のラスト20mでアメリカ勢を捉え、逆転した。冷静なレース運びで女子初の2冠の快挙を成し遂げた。

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