しゃく熱テニス ジョコビッチらの時間変更要求 組織委小谷SD「早急に検討」
「東京五輪・テニス男子」(25日)
酷暑の中で開幕した大会において、早くもテニスのトッププレーヤーから暑い時間帯での試合について、変更を求める訴えが相次いでいる。競技が本格スタートした24日は最高気温34度。コート上の体感気温は40度を超えたとみられる。世界ランク2位のメドベージェフ(ROC)が「信じられないほど暑い」と夕方以降の開催を求め、同1位のジョコビッチ(セルビア)も「100%彼に同意する。午後3時から開始しても約7時間は試合ができる。全ての選手が楽になるのに、なぜ変更しないのか本当に分からない」と呼応した。
25日、組織委とIOCの定例会見に出席した小谷実可子スポーツディレクターは「現時点でスケジュールの変更には至っていないが」とした上で「選手の健康のために早急に検討したい。議論する必要がある」と話した。