伊藤・水谷“みまじゅん”ペア初戦快勝!開会式見た?見てない?で“夫婦漫才”も

卓球混合ダブルス1回戦に勝利して喜ぶ水谷隼(左)と伊藤美誠=東京体育館(撮影・堀内翔)
卓球混合ダブルス初戦を突破した水谷隼(左)と伊藤美誠=東京体育館(撮影・堀内翔)
卓球混合ダブルス初戦突破を果たしてタッチを交わす水谷隼(左)と伊藤美誠=東京体育館(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・卓球混合ダブルス・1回戦」(24日、東京体育館)

 今大会から採用された混合ダブルスは、金メダル候補で世界ランキング2位、第2シードの水谷隼(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)組が、同12位のオーストリアペア、フェガール、ポルカノバ組と対戦。4-1で勝利し、準々決勝に進出した。

 水谷がつないで伊藤が決めるというパターンの2人。第2ゲームを落とした後の第3ゲームでは、0-3からは水谷が貫禄の強打で3連続得点してペースを取り戻し、サーブでポイントも奪って11-9で辛勝した。そこから勢いに乗って、第4、5ゲームは危なげなかった。

 伊藤は「ずっと楽しみにしていた。楽しくてたまらなかった」と1年延期で待ちに待った東京五輪での初戦を堪能した様子。水谷も「今日はいろんなプレーを試したかった。チキータ、フリックなどいろんなことを試せてよかった」と収穫を口にした。

 同じ静岡・磐田市出身。伊藤が幼い頃から親交が深い二人だけに。“夫婦漫才”さながらの息の合ったやりとりもあった。チームメートの石川佳純(全農)が選手宣誓を行った前夜の開会式。伊藤が「(午後)10時までしか見てない。今日が6時15分起きだったから」と言うと、水谷は「早っ!見てないの?全部見ました。そりゃ見ますよ」とびっくり。伊藤が入場行進で「いろんな国の卓球選手を探してた」と言うと、水谷は「張本(智和)が開会式に出てるんじゃないかと思って見てた。出てないなって(安心した)」と報道陣を笑わせた。

 混合ダブルスは16組で争われ、第2シードの水谷・伊藤組は、勝ち上がれば第1シードの中国ペアと決勝で対戦することになる。

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