決勝ゴールの久保「嬉しさと安心が同じぐらいあります」完璧な一撃で白星発進

南アフリカに勝利し、タッチを交わす久保建(右から3人目)ら日本イレブン(撮影・高部洋祐)
南アフリカに勝利し、喜びを噛みしめるようにガッツポーズする久保建(撮影・高部洋祐)
 南アフリカに勝利し、久保建英(右端)らを出迎える森保監督(中央)=撮影・高部洋祐
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 「東京五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本1-0南アフリカ」(22日、味の素スタジアム)

 日本がMF久保建英のゴールであげた1点を守り切って初戦白星で発進した。

 南アの守備を崩せず、じりじりした展開が続いた。試合が動いたのは後半26分、右サイドでロングパスを的確にトラップした久保は、中央へ持ち出して一瞬、相手マークを外すと、すぐさま左足でシューと。左ポストの内側に当てる狙い澄ました一撃で、ゴールネットを揺らした。歓喜するチームメートに囲まれながら、指でアルファベットのKをつくる“Kポーズ”で自身の得点をアピールした。

 試合後、久保は中継を担当したNHKのインタビューに「今はとても安堵していますし、嬉しさと安心が同じぐらいあります」と思いを語った。

 シュートそのものには、報道陣の取材に対して振り返った。MF田中にパスを呼べばいいボールが来ると信じていたという。「トラップの後のことを想定していて、トラップが本当に自分の思い通りに」と、トラップは思い通り。それまで縦に突破をしていたことから、「中、簡単にいけるなと思って、中に行って、あとは前半1本ニアに外しているので、ファーで、しっかり面に当ててファー狙おうと思って、結果いいゴールになって良かったです」と語った。

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