久保「リスクゼロでは点は取れない」森保監督らと確認 「決めるとしたら自分」と決意も
「東京五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本1-0南アフリカ」(22日、味の素スタジアム)
日本はMF久保建英のゴールであげた1点を守り切り白星発進とした。前半はボールを支配しながら得点できず。久保は、前半終了時に森保一監督を含めて何人かと「リスクゼロでは点は取れない」という話しをして、スイッチを切り替えたことを明かした。
パスこそまわるが、シュートを打ちきれない。シュートを打っても、GKのセーブにあったり枠外に外したりしてしまう。停滞ムードの前半を終えて、久保は監督らとこんな話しをしたという。
「リスクゼロでは点はとれないよ」
試合後の取材ではこのことについて、「気持ちいいようにボールをまわしているように見えても、スペインなんかも点を取れずに(0-0の引き分けで)終わっていますし。変な話、自分たちが(大会前の試合で)スペインに対してやっていた戦い方を今日は、むこうがすごく(やっていた)」と、守備を固める相手との戦いについて、自分たちの過去の試合も踏まえて語った。
その中で久保は「自分の中では試合の途中から、今日決めるとしたら自分だというふうに自分に言い聞かせて、そういった気持ちでやらないと勝てないですし。待ってても誰かが決めてくれないなと思っていたので」と決意を持ってプレーしていたことも明かした。