なでしこ岩渕真奈がPK失敗の田中美南に見せた配慮「ポジティブにお願いします」

 後半、同点ゴールを決め、なでしこジャパン・田中美南に祝福される岩渕真奈(撮影・金田祐二)
 試合後、PKを外したなでしこジャパン・田中美南をなぐさめる高倉麻子監督(撮影・金田祐二)
 試合後、田中美南をなぐさめるなでしこ・熊谷紗希=札幌ドーム(撮影・金田祐二)
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 「東京五輪・サッカー女子・1次リーグ、日本1-1カナダ」(21日、札幌ドーム)

 2012年ロンドン五輪銀の日本は1次リーグE組の初戦で、2大会連続銅のカナダと1-1で引き分けた。

 0-1の後半39分、MF長谷川唯(24)が自陣から送ったロングボールに抜け出したMF岩渕真奈(28)=アーセナル=が、右足で起死回生の同点ゴールを決めた。5試合連続ゴールの岩渕は「チーム全員の気持ちが乗ったゴールだった」と振り返った。

 前半6分に先制を許し、1点を追う後半開始早々にはFW田中美南(27)=INAC神戸=が自ら得たPKを失敗した。岩渕は「ストライカーの気持ちは自分も理解している。(田中に)『蹴れば』っていう話をしたら、彼女が『蹴る』と言ったので『思い切ってね』という話をした」とやり取りを明かした。「でも、まあね…ねっていうか」と笑顔で言葉を紡いだ岩渕は「PKのミスについては取り上げてもらいたくないので、記者の皆さんにはポジティブにお願いしたいです」と、田中をかばい続けた。

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