サッカー・久保 対戦相手の南ア選手に多数濃厚接触者も冷静「自分たちにフォーカス」
東京五輪に出場するサッカー男子の日本代表MF久保建英(20)=レアル・マドリード=は21日、1次リーグ初戦の南アフリカ戦(22日、味スタ)に向けオンライン取材に応じた。「そんな緊張もしていないですし、特別な気持ちとかもあまりなく、普通に試合の重みはどの試合も同じだと思う。しっかり準備しようかなということは考えています」と心境を語った。
相手のU-24南アフリカ代表内で3人が新型コロナウイルス陽性となり、チーム内の濃厚接触者が21人確認されている。その状況に久保建は「こんなこと言っていいのか分からないですけど自分たちにとって損ではない。僕らのチームで、もし仮に陽性者が出てしまったらマイナスだと思いますけど」と言い、「自分たちはしっかり自分たちにフォーカスしていけたらいいかなと思います」と冷静に受け止めた。
静岡合宿での練習試合を含めて7月に3試合を行った。久保建は「試合を重ねるにつれて体も慣れてきて、コンディションが上がってきた。しっかりいい準備をして照準を合わせられている」。万全の準備で重要な本大会初戦へ臨む。