ソフトボール・東京五輪1号弾の内藤に“金言”「監督から思い切っていきなさいと」

 3回、内藤実穂が勝ち越しの2ランを放つ(撮影・堀内翔)
 3回、勝ち越しの2ランを放ち迎えられる内藤。後方は上野(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・ソフトボール・1次リーグ、日本8-1オーストラリア」(21日、福島県営あづま球場)

 08年の北京大会以来13年ぶりに五輪競技に復活したソフトボールで連覇を狙う日本が五回裏の攻撃で8-1と7点差をつけ、コールドで白星発進した。

 3番打者の内藤実穂が、1点リードされた初回に同点の本塁を踏み、1-1の同点で迎えた三回裏には、記念すべき東京五輪第1号本塁打となる勝ち越し2ランを放って日本を勢いづけた。

 初回は山本優の中前打で二塁から本塁に突入し、アウトのタイミングだったが、捕手が走路を妨害したとの判定で生還。「1点を追いかける攻撃だったので、外野に飛んだらホームに突っ込もうという気持ちでいたので、そこで山本選手がいい当たりを打ってくれたので、思い切って走りました」と振り返った。

 本塁打は真ん中に甘く入った球を左中間へ。「前に打席でフォアボールを選んでボールを見ることができていたので、緊張とかはあまりなく、むしろ今の会見の方が緊張するんですけど、リラックスして、(宇津木麗華)監督から思い切っていきなさいと言われて自分のバッティングをすることができた。夢の舞台でホームランを打てたことはすごくうれしい気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

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