バドミントン・桃田 五輪へ「不安な気持ちも大きい」も「そこから逃げないように」
東京五輪バドミントン男子シングルス代表の桃田賢斗(26)=NTT東日本=が21日、本番会場の東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで公式練習を行った。「感覚もいい感じ。楽しみながらプレーできている」と好感触を示しつつ、「ちょっと不安な気持ちも大きいので、そこから逃げないように。(練習で)海外選手を見るとすごく強そうに見えるが、焦りすぎてもいいことはないと思うので、気持ちを落ち着かせながら自分をコントロールしたい」と初五輪の緊張感もにじませた。
同会場では19年ジャパン・オープンでプレーしており、優勝を飾っている。「色んな思い出があるし、(当時)色んな人に支えられてここまで来ることができたことを感じた。この会場を(五輪仕様に)つくってくれた方にも感謝して、初心を忘れずにプレーすることが絶対に大事。(試合では)いろんなことを思っちゃうと思うが、自分の信念を貫いていけたら」と自身に言い聞かせた。