森保監督、22日初戦南アに陽性者も「チームに動揺ない」 吉田「危険感じることはない」

 練習を見守る森保監督(撮影・高部洋祐)
 並んでランニングする吉田麻也(中央)ら(撮影・高部洋祐)
 ボールを追う久保建英(中央)=撮影・高部洋祐
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 東京五輪のサッカー男子日本代表は20日、千葉県内で1次リーグ初戦の南アフリカ戦(22日、味の素スタジアム)に向けて調整し、森保一監督(52)と主将のDF吉田麻也(32)が試合会場で公式会見に臨んだ。

 南アフリカに新型コロナウイルスの感染者が確認され、多数の濃厚接触者が認定されたことについて、森保監督は「特にチームの中に動揺はなく、メディア報道に惑わされることなく、右往左往することなく、落ち着いていい準備をしてくれている。試合の(開催)可否も含めて、懸念されることはたくさんあるが、まず試合に向けて準備することに集中したい。関係者が選手たちが安全に安心してプレーできるように環境づくりをしてくれると信じているので、自分たちのことに集中していきたい」と不安を振り払った。

 南アフリカと試合を行うことを安全と感じるかと問われた吉田は「1年間(イタリアで)陽性になった選手はスカッド(メンバー)外になって戦うというやり方をやってきたので個人的には全く問題ない。ホテルでも非常に厳しいルールの下で生活しているので、特に危険を感じることは今のところない。たぶん(会見に出席する)今日が一番危険だと思う」と答えた。

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