なでしこ高倉監督「金メダルが取れるように」 日本選手団の先陣切り21日カナダ戦

 円陣で話す高倉監督(撮影・金田祐二)
 芝のチェックを終え、選手達に囲まれて記念撮影する高倉監督(中央)=撮影・金田祐二
 池田咲紀子のトレーニングを笑顔でじゃまする高倉監督(撮影・金田祐二)
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 ソフトボールとともに東京五輪の日本選手団先陣を切るサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の高倉麻子監督とDF熊谷紗希主将(バイエルン・ミュンヘン)が20日、初戦カナダ戦(21日・札幌ド)を前に公式会見に臨んだ。高倉監督は「金メダルが取れるように全員で精いっぱい戦っていきたい」と力を込めた。

 初戦を翌日に控え、高倉監督は「このような状況で開催される五輪にさまざまなご意見などがありますけれど、私たちは明日ここで開幕をカナダと迎えられることを本当にうれしく思います。またこのような形でたくさんの方に集まっていただいて本当にシンプルに人が集まって何かをやっていくということに温かさを感じます」とあいさつ。その上で「とにかく初戦なのでお互いに大事な試合になると思いますが、私たちは全力で勝ち点3を取りにいきます」とカナダ戦の必勝を誓った。

 先発メンバーは一晩考えるといい、試合当日のミーティングで選手に伝えるという。熊谷は日本選手団トップとして試合に臨むことについて「まず日本の選手団のスタートを切るということの前に、私たちにとって本当に大切な試合になってくるので。私たち自身は自分たちの試合に集中してその結果、日本選手団のいいスタートを切れたらと思っている」と話した。

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