バッハ会長、五輪開幕に力説「アスリートによる感動、涙、それが五輪のマジック」
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国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は20日、都内で開会したIOC総会に出席し、冒頭挨拶を行った。
3日後に開幕を迎える東京五輪について「東京2020は、人間に対して未来に対する運命を与えるものであります」と語り、「世界中のアスリートたちは楽しみにしてきました。期待感をもって、五輪の夢を実現することを楽しみにしてきました。これは日本人の忍耐強さを共有するものであります。舞台は整いました。アスリートは世界に対して輝かしい技能をみせるだろう。また感動、涙、喜び、そういったものがアスリートによって作り出され、それが五輪のマジックになる。日本にとっても輝く時であります。パワフルなメッセージを日本から世界に発信することができる。世界中の何十億もの人達が視聴する。五輪を楽しむだろう。そして彼らは日本国民を称賛するだろう。国際社会全体も今回のようなスポーツの力を待ち望んでいた」と、力説した。