上野由岐子、13年ぶり五輪へ前日調整、侍ヘアは「結べるだけ伸びた そういう運命」

“侍ヘア”を整える上野由岐子=福島あづま球場(撮影・堀内翔)
キャッチボールをするソフトボール日本代表・上野由岐子=福島あづま球場(撮影・堀内翔)
“侍ヘア”を整えるソフトボール日本代表・上野由岐子(撮影・堀内翔)
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 東京五輪のソフトボール女子日本代表は20日、開会式(23日、国立競技場)に先駆けて行われる21日のオーストラリア戦へ向けて、試合会場の福島県営あづま球場で公式練習を行った。報道陣には冒頭の30分が公開され、エースの上野由岐子(38)=ビックカメラ高崎=は、ブルペンで変化球を交えて投球練習を行った。

 コロナ禍で1年の延期を含んで13年ぶり3度目の五輪を前に、上野は「やっと試合できるという気持ちの方が大きい」と話した。東日本大震災からの「復興五輪」を掲げて全種目の先陣を切って行われる試合に、「気持ちが高ぶりすぎないようにしっかりコントロールして入りたいと思っています」と心を静める。

 選手村に入った15日に披露した“侍ヘア”についても言及した。報道陣から意味を問われると「髪を伸ばしていて結べるようになったから。あまり考えてなかった」と苦笑い。それでも「このタイミングで結べるだけ伸びてきてくれた。そういう運命だったんだなと思います」と、気合を込めて話した。

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