4位発進の千葉百音「緊張が緩みました」66歳の名伯楽が身を乗り出しおでこゴツン 必須のルーティンに浜田コーチが執念「意思が鬼強くて」「さすがですよ先生」
「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女子・SP」(19日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
五輪初出場の千葉百音(20)=木下グループ=は74・00点で4位につけた。競技前にはファンも驚きシーンがあった。
グレンがまさかの展開で滑走を終え、最終滑走という異様な雰囲気の中で千葉がリンクに立った。フェンス際で浜田美栄コーチから言葉をかけられると、千葉の表情からは笑みがこぼれた。
そしておでこをゴツン。今大会はフェンスが分厚く、浜田コーチと演技前におでこを合わせるルーティンができるかも心配されたが、66歳の浜田コーチがグイッと身を乗り出す形で成功した。
「大丈夫でした。あれはなんとしてでも成功しないといけないルーティン。少し緊張が緩みました」と振り返った千葉。冒頭の3回転フリップ-3回転トーループをなんとか決めきると、続くダブルアクセル、最後の3回転ルッツも軽やかに着氷させた。
「最初のコンビネーションジャンプで少し詰まってしまったところがあったんですけど、それ意外は落ち着いてしっかり動きキレたので、最後のステップシークエンスのところは本当に自分が五輪の最終滑走でこんなに楽しく滑れていることへの感謝の気持ちや幸せだなって感じながら踊ることができた」と充実した表情で振り返った千葉。重圧のかかる最終滑走だったが「緊張はもちろんありましたし、覚悟はしていたんですけど、緊張は一番しているという自信もある中でこれを試練ととらえて、しっかり自分の中で気持ちを整理しながら、いつもの練習のような滑りができたのが成果として得られた」と笑みを浮かべながら振り返っていた。
視聴者も「おでこくっつけルーティンを遂行する意思が鬼強くて良かった、だって人はジャンプして競技者に突っ込まない」「浜田コーチの鮮やかな頭突きが決まって、百音ちゃんの緊張もとけたね 身体を張っていらっしゃる」「フェンスよじ登る浜田コーチ…!笑」「さすがですよ先生」と沸いたほど。浜田コーチは関西で数々のフィギュアスケーターを育てあげてきた。今大会は佐藤駿を支えた日下コーチなど、選手と寄り添う指導者の姿にも注目が集まっている。
