【黒岩敏幸氏の視点】伸びのある滑りで精度上がってきた高木 V決めたコクは非の打ちどころなし

 「ミラノ・コルティナ五輪・スピードスケート女子500m」(15日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 女子500メートルで、前回北京五輪2位の高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が37秒27で銅メダルを獲得した。今大会は1000メートルに続く3位。夏季を含めた日本女子最多の通算メダル数を9個に伸ばした。日本女子の500メートルは3大会連続で表彰台となった。フェムケ・コク(25)=オランダ=が2018年平昌(ピョンチャン)大会で小平奈緒が樹立した五輪記録を更新する36秒49で制した。

  ◇  ◇

 女子500メートルの高木は北京五輪をほうふつとさせる素晴らしい滑りだった。スタートがばっちり合い、動きも切れがあった。ストレートの脚の運びがスムーズで、いい状態になってきた。

 高木の悪いときは足を置く際に、体の中心線から外側にずれたところに接地してしまう傾向がある。500メートルは右足も左足も真ん中に置き、伸びのある滑りができていた。カーブもしっかり氷を捉えており、滑りの精度が上がってきた印象だ。

 優勝したコクは非の打ちどころがなかった。短距離選手はこれまで、どちらかというとパワーで「点」を押す傾向があった。コクは長く氷を押している上に、脚の回転も速い。男子のストルツも同じように1歩で長く進みつつ、ピッチも上げられるという強みがある。(アルベールビル五輪銀メダリスト)

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