史上初!開会式4会場同時開催で五輪開幕 聖火2都市で同時点火 「ずっと続けばいいのに」旗手・森重感無量 

 第25回冬季オリンピック・ミラノ・コルティナ大会が6日(日本時間7日)に開幕した。ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)を中心とした開会式では広域開催の大会を象徴するように山間部を含めた4会場で選手が入場行進した。「調和」をテーマとした式典の最後には、ミラノとコルティナダンペッツォの2都市で史上初めて同時に聖火が点火され、分断と対立が深まる世界で平和を祈念した。17日間の大会には92カ国・地域から約2900選手が参加する。

 サンシーロの真ん中で、堂々と日本国旗を掲げた。旗手を務めたスピードスケート男子の森重航(25)=オカモトグループ=は「旗の振り方に気を付けて、会場の雰囲気を楽しみながら歩きました。一瞬で終わったように感じ、ずっと続けばいいのにと思いました」と感無量の様子だった。

 カクテル光線に照らされ、チームJAPANカラーのサンライズレッドのウエアが際立った。他の国は、自国の国旗だけ持って入場するなか、唯一日本は小さなイタリア国旗も持って入場。宙に浮かぶ黄色い五輪マークの下を、選手たちは大舞台に立った実感をかみしめながら歩いた。

 現地時間午後8時に始まった開会式。テーマは「調和」だ。イタリアを象徴する、ファッションや音楽をモチーフにした派手な演出で、ミラノ五輪の幕開けを祝福。米国歌手のマライア・キャリーも登場し、イタリアの名曲を歌い上げた。ミラノ以外の山間部も含めて史上初の4カ所での同時開催。各会場が中継映像でつながった。

 リビーニョでは女子ハーフパイプの冨田せな(26)=宇佐美SC=がスノーボードの日本勢で初の抜てきとなる旗手を務めた。各クラスターが離れていても、日本と時差があっても、チームジャパンを背負って戦う決意を示した。

 前広島市長の秋葉忠利氏(83)らが平和の使者として五輪旗を運び、ミラノ中心にある平和の門とコルティナのディボーナ広場に設置された聖火台に聖火がともされると、17日間の冬の祭典がついに幕を開けた。日本からは171人の選手が出場。22年北京大会で獲得したメダルの冬季最多18個の更新へ、ワンチームで臨む。

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