フィギュア竹内強化部長「誇りに思う」と総括 羽生4A挑戦に「金メダルと同等の価値」
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日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長(42)が19日、北京五輪の全競技終了後に取材に応じ、大会を総括した。
フィギュアスケートでは、団体を含むメダル4個を獲得。大会前は金を含む複数メダル、入賞4と目標を掲げていた。
竹内強化部長は「コロナ禍の中で北京五輪へ向けて頑張ってきた選手、コーチの頑張り、素晴らしい演技を誇りに思う」とし「結果として金メダルは逃したが、団体戦において初めてのメダルを獲得できた。合計四つ、過去最多のメダルを獲得できた。入賞が今日のペアやメダル獲得者を含めて7名」と報告。「トリノ五輪以降5大会連続でメダルを獲得してこられた。これから(3月に)世界選手権もありますが、引き続きメダルを獲得していけるように、また次の4年間に向かっていきたい」と話した。
また、4位となったが、五輪の舞台でクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の世界初成功を目指した男子の羽生結弦(ANA)については「前人未到の挑戦。結果こそ4位だが、スケート界に歴史を残すような演技を見せてくれた。金メダルと同等の価値があるような、記録とともに、記憶に残る結果」と評価した。