「あーっ!またここだ!」高木菜那、再び転倒 再び実況の上重アナ絶叫「悪い夢であってほしい」

 1回戦で敗退し、悔しがる高木菜那(撮影・高部洋祐)
 転倒した高木菜那(右上)=共同
 転倒した高木菜那(共同)
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 「北京五輪・スピードスケート女子マススタート・準決勝」(19日、国家スピードスケート館)

 前回平昌五輪で金メダルの日本代表・高木菜那(29)がまたも転倒した。連覇ならず、悪夢の準決勝敗退となった。

 ポイントを奪えずに迎えた最終コーナー、先頭で滑っていたが、またも転倒。団体追い抜きと同じく、またも同じ地点でバランスを崩した。

 高木菜は団体追い抜き(パシュート)の決勝も最終コーナーでバランスを崩して転倒し、銀メダルとなった。レース後は号泣していたが、悲劇が繰り返された。

 中継した日本テレビでは、団体追い抜きも実況していた上重アナウンサーが再び担当。その瞬間、「あーっ!!と、またここだ!」と絶叫した。

 続けて「最終コーナー高木菜那。ここでもまた神様のいたずら。…高木菜那、再び転倒がありました。決勝に進むことができません。悪い夢であってほしい」と、言葉をつないだ。

 前回、15日のシーンで上重アナは「あーーーっと!」と絶叫し、「日本の隊列が崩れたー!日本銀メダル」などと悲劇の様子を伝えていた。

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