団体メダル授与式 代替案をバッハ会長が米国と話し合い 日本は提案受け入れとIOC広報部長
国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は17日、北京五輪のフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15)=ROC=のドーピング問題を巡り、メダル授与式が行われていない団体について、セレモニーの代替案を検討していることを明かした。トーマス・バッハ会長が16日に団体2位の米国の選手と話し合いを持ったという。一方、同3位の日本は日本オリンピック委員会(JOC)がIOCの提案を受け入れるという姿勢で、話し合いは持たれていないと説明した。
アダムス広報部長は「昨夜、バッハ会長と米国のスケート関係者の話し合いが行われた。JOCは、IOCのアプローチを受け入れるということだった」と話した。米国側との会談は先方からの要求ではなく「私たちからアプローチしたのだと思う。臆測では(代替セレモニーは)決められないので、アスリートと話したいということ。彼(バッハ会長)は元アスリートなので(選手の意向を聞くために)会長から呼びかけたと思う」とした。また、「JOCは話し合いはいらないということで、IOCの歩み寄りを受け入れるということだと思う」と推測した。
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