岡崎朋美氏、ワリエワの出場に否定的「4年後も8年後ある」「身をひくことも」
長野五輪スピードスケート銅メダリストの岡崎朋美氏が15日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。北京五輪でドーピング問題の渦中にあるフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワが個人戦への出場が認められたことについて言及した。
アスリートの立場として意見を求められた岡崎氏は「ワリエワ選手だけではなく、ルールはルールなので。ほかの各選手達にも、フェアな状況で行わなければならないオリンピックですから」と述べた。今回の決定に「16歳未満」ということが考慮されたことについても、「年齢で『OK』『ダメ』って、それもどうかと思うので、正々堂々とした感じでやっていだたきたい」と例外を設けることに否定的な考えを示した。
日本チームもドーピングについては神経をとがらして注意していることを強調。「15歳という若さですから、いろいろと分からないことがあると思いますから、スタッフが守ってあげなきゃいけないと思いますね」と話した。それを踏まえた上で、「決まりは決まりなので。そこは白黒ハッキリした方がいいかなと思いますね」と話した。
今後処分される可能性のある中での出場となるが、「複雑ですよね。ここはまだ若いですから。4年後も8年後もあるので、ここは少し身を引くということを決断のなかにいれといた方がいいのかなと思いますね」と出場辞退も視野に入れるべきと進言した。