銀でも平伏のキム・ボルム 「申し訳ないという言葉しか」とコメント…韓国メディア

 金メダルを手に笑顔を見せる高木菜那(中央)
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 「平昌五輪・スピードスケート女子・マススタート・決勝」(24日、江陵オーバル)

 決勝に進出した日本の高木菜那(日本電産サンキョー)が金メダルを獲得した。銀を獲得したのは、韓国のキム・ボルム選手。キム選手は、19日に出場して敗退した「スピードスケート・女子団体追い抜き」のレース後のコメントを巡り、韓国で大バッシングを浴び、20日に涙を流して謝罪会見を行っていた。

 この日はレース後、国旗をリンクに置いて、スタンドに向かって平伏し、謝意を示した。

 韓国・聯合ニュースの電子版(日本語版)は、この日、キム選手の銀獲得を速報し、一連の経緯に触れたうえで、キム選手が「申し訳ないという言葉しか思い浮かばない」とコメントしたと報じた。メダル獲得にも厳しい表情を見せたと伝えた。

 19日の「追い抜き」では韓国女子チームのうちキム選手ら2人が終盤にスパートをかけた結果、残りの1選手が大きく遅れた。チームワークが重視される競技だが、韓国では試合後のキム選手のコメントが、遅れた選手の実力に言及したように聞こえると批判が起こり大炎上。「国辱」とまで言われる騒ぎになっていると報じられていた。

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