カー娘、延長惜敗 藤沢涙…「悔しい。その一言」【一問一答】
「平昌五輪・カーリング女子・準決勝、日本7-8韓国」(23日、江陵カーリングセンター)
1次リーグを5勝4敗の4位で突破したLS北見の日本は準決勝で延長の末、地元・韓国に7-8で敗れた。前半から劣勢を強いられた日本は最終エンドで追いつく驚異的な粘りを見せたが、延長で力尽きた。日本勢初となるメダルをかけて24日の3位決定戦で英国と対戦する。
本橋麻里(31)と藤沢五月(26)の一問一答は以下の通り。
-試合の感想を。
本橋「終始押され気味の試合。どうしても2点を取らせてもらえない試合だった」
藤沢(涙目で)「悔しいです。言葉にするならその一言」
-涙の理由は。
「悔しくて。自分なりにいいゲームができたとは思う。1エンド目からタイまで追いつけたのは、自分たちがやってきたことが間違っていなかったと証明できたと思うけど、ラストショットをもう少し完璧にできたんじゃないかなという思いがあったので、ちょっと泣いてしまいました」
-10エンドの最後と11エンドの最後のストーンについて。
藤沢「10エンドはいい形ができた。最後のショットもいい形で作れたので、相手に決められたらもう拍手だなと。11エンド目は、相手のラストショットは相当プレッシャー掛かるショットになった。決めた相手がよかった」
-初めてのメダルを懸けた試合だった。
本橋「勝てばメダルというのは、誰もが頭の片隅にあったと思うけど、それをいかにチームでコントロールできたかが勝敗の分かれ道だったのかな。試合前も、そんなにガチガチに緊張していたわけじゃない」
-3位決定戦への意気込みを。
藤沢「正直まだ悔しいけど、小さいときから憧れた五輪という舞台でメダルを懸けた戦いができるとは思ってもいなかったので。ここまで来られたことに自信を持って、自分を信じて、チームを信じて、最後の試合でベストを尽くしたい」