カーリング男子、両角友が4年後への複雑な思いをにじませる「まだ話してないが…」

 韓国に敗れて1次リーグ敗退が決まり、涙を流す山口=江陵(共同)
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 「平昌五輪・カーリング男子・1次リーグ、日本4-10韓国」(21日、江陵カーリングセンター)

 世界ランキング8位の日本(SC軽井沢クラブ)は、1次リーグ最終戦で同16位の韓国に敗戦。勝てば4強入りをかけたタイブレークに進出できたが、無念の1次リーグ敗退となった。

 試合後、選手は涙を流して悔しがった。スキップの両角友佑(SC軽井沢ク)は「残念ですが、終わったなと。この1年、この大会のためにがんばってきた。最後の試合は、よくなかったが、それも自分たちの実力。いま出せるものを出せなかったのは、どこかの大会で晴らせれば」と語った。

 ここまで環境面や資金面に苦労しながらたどり着いた大舞台。4年後、北京五輪へ向けた再挑戦については「女子だったら、もう4年と言いやすいかもしれない。僕たちのチームは、まだ話していないが、この後の4年、北京に向かって頑張るかどうか、決めないといけない。それをサポートしていただけるスポンサーの方々にお願いしないといけない」と保留した。

 ただ、世界の強豪と互角に渡り合い、確かな自信もつかんだだけに「そういう環境が整えば、次こそ、この経験を生かして、表彰台を狙っていける4年間になるんじゃないかと思います」と、先も見据えた。

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