坂本花織、SPで5位 会心の演技で自己ベスト更新「フリーも突っ走る」

高得点に驚きの表情を見せる坂本花織(中央)=江陵(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・フィギュアスケート女子ショートプログラム」(21日、江陵アイスアリーナ)

 坂本花織(17)=シスメックス=が、第4組の19番で滑走した。後半の3つのジャンプを全て成功させる会心の演技。緊張感から解き放たれると、ガッツポーズを作りファンの歓声に応えた。

 キスアンドクライでも満面の笑顔。自己ベストの71・34を更新する、73・18をマークした。

 演技後は「今はすごくうれしいです。いつも笑顔で出た時は成績がいい。先生に『できるよね、表情が硬い』と言われ、笑顔になりました。(歓声は)あまり聞こえてなかったが、最後まで集中できた。ループはひやっとしたが降りれてよかった。今までで一番よかった」と満足げ。最終組で迎えるフリーに向けて「ここまで勢いで来られた。フリーも突っ走りたい」と笑顔でコメントした。

 坂本は12日に行われた団体フリーでは、ジャンプで精彩を欠き131・91。本来の力を発揮できていなかったが、個人戦でしっかり気持ちを切り替えた。

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