渡部暁は5位 後半距離で“失速”メダル逃す「厳しかった」 ドイツ勢が表彰台独占

5位でフィニッシュし雪上に倒れ込む渡部暁斗=平昌(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・スキー複合個人ラージヒル」(20日、アルペンシア・ジャンプセンター、アルペンシア距離センター)

 前半のジャンプでトップに立った複合個人ノーマルヒルの銀メダリスト、渡部暁斗(北野建設)は、後半の距離(10キロ)で“失速”し、5位に終わり、メダルを逃した。

 ヨハネス・ルゼック、ファビアン・リースレ、エリック・フレンツェルのドイツ勢3人が表彰台を独占した。

 渡部暁は24秒差でスタートしたジャンプ4位の複合ノーマルヒル金メダリストのフレンツェルと、5位のルゼック、6位のリースレのドイツの猛烈な追い上げに屈した。

 「厳しかった。前半、逃げてみようと思ってハイペースで入ってしまい、そこで力を使ってしまった。少しバランスを崩したところもあったが、かなり体力を消耗していたので結果はあまり変わらなかったと思う」とレースを振り返った。

 22日に控える「スキー複合団体」については、「きょうはいいレースできませんでしたけど、修正して団体戦ではメダルがとれるように僕もいい仕事がしたい」と話していた。

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