小平奈緒、スピード日本女子史上初の金 出た五輪新「すべて報われた」
「平昌五輪・スピードスケート女子500メートル」(18日、江陵オーバル)
女子短距離のエース・小平奈緒(31)=相沢病院=が36秒94でのオリンピックレコードでスピードスケート日本女子史上初となる金メダルを獲得した。五輪2連覇中だった李相花(韓国)が銀、カロリナ・エルバノバ(チェコ)が銅メダル。冬季五輪における日本の金メダルは通算12個目。
一発勝負で争われる今大会、14組インでスタート。序盤からリードを保ち、李がソチ五輪でマークした37秒28の五輪記録を大幅に更新した。「まわりが何も見えないくらいうれしかったです。(金メダルの重圧を)考えないようにしていたこともすべて報われたような気持ちです」と喜びを語った。
今大会、スピードスケート日本女子では1000メートルで小平が銀、高木美帆が銅、1500メートルの高木が銀に輝いており、4個目のメダル。小平はバンクーバー五輪団体追い抜きで銀メダルを獲得しており、自身3個目の五輪メダルとなる。
1000メートルで銀メダルを獲得した小平はこの種目、2016年10月から国内外の大会で24連勝中と無敵を誇っていた。