“カーボーイ”2勝目 作戦成功に山口上機嫌「予定通りの勝ち」

 「平昌五輪・カーリング男子・1次リーグ、日本6-5イタリア」(17日、江陵カーリングセンター)

 節目で的確に氷の状態を把握したSC軽井沢クの日本が、2勝2敗の五分に戻した。

 第1エンドの先攻後攻で選択権を勝ち取って今大会では初めて有利な後攻に。製氷後すぐの氷を読み切って臨んだ一戦は、司令塔の両角友が「1、2エンドで変化を把握できた」と納得顔の展開となった。

 第1エンドに2得点。先攻の第2エンドに1点を返されると、すかさず選手が集まって「弱めに投げてスイープを使おう」と確認した。氷面を掃いて石の軌道距離を伸ばすスイープ力を最大限に使うことで、強めのショットが招く致命的ミスを回避する作戦。これがはまり、スイープが武器の山口は「思っている理想の形ができている。最高のスタートをしたので予定通りの勝ち」と上機嫌だった。

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