長野・金の清水宏保氏、優しい小平に「僕みたく性格が悪ければ…」

 長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダルの清水宏保氏が15日、フジテレビ系「バイキング」に出演し、平昌五輪女子1000メートルで銀メダルの小平奈緒の強さの一因を精神力の強さと解説。その上で、「僕みたいに性格が悪ければ。最初から自分のためにという思いでいけば…」と小平が性格が良いが故に苦労してきたと自虐的に語った。

 小平は信州大学を卒業した後、地元長野の相沢病院に就職、支援を受けて競技を続けてきているが、就職先を探すのに苦労していたことも知られている。

 清水氏は「小平選手というのは4年前は優しすぎるのが問題点と言いますか、アスリートとしては気持ちが向かないという話をしていた」とソチ五輪を振り返った上で、「アマチュアスポーツは競技を続けていく上で非常に環境が厳しい」と、スケートに限らず多くの種目で競技を継続する難しさを指摘。小平の場合は支援を受けることができたが、「その人たちのために戦わなければいけない。お金を出してくれているところに少しの成績でもお返ししようという思いが、誰かのためにという思いが強かった」と分析した。

 近年、小平が好成績を維持している理由に「この4年間はもっと自分のためにと頑張らなきゃという思いになった」と見る清水氏は「僕みたく性格が悪ければ。最初から自分のためにという思いでいけば…。性格の悪い選手は絶対強いんですよ」と語り、共演者を沸かせていた。

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